吊るされた男の人生逆転劇

パチンコ依存で300万借金をした男が悪癖を脱却し、人生逆転を目指して一念奮起。マインドフルネスを中心とした依存症対策テクニックをご紹介します。

はじめまして

本当ならこういった前置き的な話はあまり好きではないのですが、やはり何事も最初が肝心ということでまずは月並みではございますが自己紹介から。

 

改めまして、ハングドマンと申します。

タロットカードでは12番目。修行、忍耐、奉仕、努力、試練、着実、抑制、妥協を意味し、今後の自分に向けてそう名乗ることにしました。本当は愚者がお似合いの自分ではありますが、このブログを始めるきっかけになったのもまさに【自分の愚かしさへの戒め】であり、共に同じ悩みを持ち、同じ目標を持つ人の助けになれればと。また、共に現状を打破してステップアップ出来ればと思い立ち上げた次第でございます。

私は15年近くパチンコに時間と金を費やしてきました。

そして残ったのは、碌なスキルも知識も得ていない空っぽでみじめな自分と300万という借金。

 

給料の大半をパチンコに注ぎ込んでは負け、その負けを取り返す種銭を消費者金融で借りてまた負けて。遂には月々の支払いに消えていく金を少しでも増やそうと家賃やクレジットカードの支払いに必要な金にさえも手をつけ、更に傷口を抉ってきました。

 

その結果、カードの利用は止められ家賃を滞納、親に金を工面してもらうために頭を下げて回るどこに出しても恥ずかしい人間のクズが出来上がっていました。

 

何度も誓いました。「パチンコなんてやめてやる!」と。しかし、時間の魔力とは不思議なもので、そんな辛い思いを重ねてまで立てた鉄の誓いも時と共に消えていくのです。

 

金に余裕がある時は気安く、金に余裕がなくなれば切羽詰まりながら。どんな理由をこじ付けてでも自分という人間はパチンコ屋に足を運んでしまうのです。そして、また鉄の誓いを立てる負のループの繰り返し。

 

そんな自分が、まだ半年ですがパチンコを断てています。もう打ちたいという欲求は今のところはですが湧いてきておりません。

 

〝まだ半年〟されど自分にとっては〝もう半年〟なのです。

去年の夏前。あの緊急事態宣言下でも辛うじて営業している店をネットで情報を漁ってまで探して足を運んでいたほどの自分にとって、今がどれだけの進歩であるか。これは当人にしか得られない充実感や達成感ではないかと思います。

 

そして今後も折れず曲がらず自分の信念を貫くための備忘録的な意味も込めて、このブログを始めました。

 

こうして出会えたのも何かのご縁。

今、もしも同じ悩みを抱えてそれを解決する手助けになると感じましたら是非利用して頂きたい。それで一人でも多く依存症からの脱却に繋がる人が増えるのなら、それは私にとっても非常に喜ばしいことであります。

 

それでは、今後ともどうかよろしくお願い申します。